「書いていることは、生きていること」再考

この文章は考えれば考えるほど、完成された言葉だ。この感覚に思考はついていかない。
まず「書いていること=生きていること」ではないということ。「書いていることは、生きていること」は成立するが、「生きていることは、書いていること」は成立しない。言い換えると「書くために、生きている」とはいえるが、「生きるために、書いている」とは言えない。ここに今の自分が凝縮している。