全然学問じゃない統計学。

想いには2種類ある。成就したものと、そうでないもの。たとえば告白成功の可能性。思春期の頃、両想いなら付き合うことができるなんて単純明快すっきりした考えだったが、どんどん変わってくる。告白というのは、一種の「プレゼンテーション」であり、営業サラリーマンみたいなもんで結局のところ、告白成功の可能性というのはその人の「ネゴシエート(交渉)」力如何にかかわってる。
で、本当のところどうなのさ?勝ち組・負け組の比率は。日本人は平均が好きだ。「人並み程度」それが基準なのならば、勝ち組が50パーセントを割ることはない所詮少数派がマイノリティなどといわれて不利益を被る。この図式は長年にわたり変わっていない。簡単に書くと病人と貧乏人といったところだろうか。メディアも平均所得などを発表しているが、膨大なサンプルがあるのならば、どれだけの人が所得をどれだけ増やし(A)、どれだけの人がどれだけ所得を減らしているか(B)という統計を出してほしい。単純な方程式A-B=自分にとっての前途なのだから。