『徹夜』体調は悪いのに、心はすごく元気だ。

往々にして創作家は、生活が不規則になるという。
「納期」までに。納期は「クライアント」との約束ということになるが、自分は違う。
「相手が見える創作」をやめたくないんだ。「誰かのために」書くから、言葉は力を持つ。
過去の自分は、誰かを救おうとしていて物を書いていなかっただろうか?…「救い」タスケルことば。
創作の力は「風船に付けて飛ばす手紙」のように、どこか飛躍的な力があるということを一筋の光として信じてきた。
しかし、今は…、自身の回りを固めると言うか、保守的に見えるかもしれないけれど、
人を変えることじゃなくて、自分を変えることなのだと。
それは自身の創作の原点回帰といえる。
「自分を幸せにできない人が、他人を幸せにできるわけがない」というのは極論だけれども、
言い換えると「自分を愛せない人が、他人を愛せるはずはない。
自分の友人を愛せない人が、自分の家族を愛せない人が、他人を愛せるはずなどないのだと」