ジェンダーフリー(雑文)。

12日付でとんでもないことを書いてしまったため、「女性なんたら協会」とかから抗議がくる…なんてことも考えていましたが、何も無い。といいうわけで調子に乗って第二弾!
自分の生い立ちは、まるで絵に描いたような男家族。両親と長男の三人核家族。父は「男は稼いでなんぼだ」という考え方で母は完全な専業主婦。前回は専業主婦をとんでもなく差別して書いてしまったが、それには理由がある。父と母がけんかすると「誰が食わせてやっているんだ」というセリフが決まって父から飛び出す。それを止めるセリフを子供の僕は持っていない。女に力の無かった時代の名残。ある意味それが日本社会の美学といってもいい。父はいつも仕事で、母は家にいる。一緒にいた時間が長いという意味でも母の存在は大きい。
先ほどの偏見は「経済性」それだけを見た結論である。男女論に関してはいろんな人がいろんな考え方を持っていて然りだ。自分はジェンダーフリー(男らしさ女らしさを強要しない社会)という意味で、男も女も一緒くたにしてしまえ。それが持論だ。専業主婦がダメなのではない。専業主夫が社会的に認められないのがダメなのだ。鉄道の女性専用車両がダメなんだ。映画館のレディースデーがダメなんだ。もっといえば女子校・男子校がダメなんだ。やっと共学化の流れがあるが、短大がダメなんだ。ここまで書けば抗議殺到か。
後はドラマ・小説などで、できる男(≒エリートサラリーマン・青年実業家)・できる女(起業家・かつての女性固有職業・玉の輿)・だめな男(無職・ニート・犯罪者)の三者は取り上げられることが多々ある。しかしねダメな女というのはなかなか取り上げられない。メディアからの情報だけを信じている人間には「ダメな女はいない」はたしてそうなのだろうか。
追記。「お嬢様」の男性形はなんだ?御子息?お坊ちゃん?しっくり来ない。残念ながら今はそんな社会なんだ。