この季節になると思い出す「歌」がある。

たまに♪歌手名「曲名」という書式で書くことがあるが、今回は拡大版。

1999年発売のシングル。http://mu-mo.net/id/ayu/discography/product/AVCD-30064.html
堅い言葉で書くとこのブログでは他者・他所からの「引用」は避けてきた。それは「ここが創作の場であるとの意識する」考えからだ。そう書いたのは、ここで引用したいと思ったからなのだが「歌詞」の引用というのにはいろいろ問題がある。なのであらすじを書こう。

幸せそうに歩く恋人たち
周りからはすべてがうまくいっているかのように見える
しかしそれは本人たちにしかわからない

デビュー当時から彼女の歌詞が好きだった。この歌詞にはすごく共感し、かつ励ましを受けた。自己と他者の関係性。「あいつは自分よりも幸せだな」という劣等感や嫉妬といった、マイナスな心情を浄化してくれた。
今改めて聴いてみるともうひとつの「立場」が見えてくる。前に書いたのは恋人たちを「見ている」立場。そして、もうひとつは「見られている」立場だ。
ここで自分を投影してみる。きっとね自分は幸せっていうのを表にはあまり出さないような気がする。
『周りから見ると人ごみの中のふたりにしか過ぎない しかし心は満たされている』
満員電車の中、無言で手をつなぐふたり。
クリスマス・イヴまであと10日。すべての恋人たちに幸あれ!