非日常と日常

映画館で映画を観た後に、映画館を出て雑踏に溶け込む感じが好きだ。非日常の余韻を雑踏はかき消していく。でも、心の中の記憶は残っている。
時折、恋愛において、当たり前のような日常のように話す人を見かける。それはうらやましくもあるのだが、それ以上に自分には理解したくない気持ちが強い。好きな人との時間は非日常であってほしい。安心・安定・平凡以上のときめきはそこにあるか…。