伝えるというメッセージ性(雑文)。

電子メール、連絡を取ることはたやすくなったけれど、それと引き換えに失うものがあった。なんて、どこにでも転がっている理屈。言葉がどんどん、早くて、軽いものになっていく。言葉であふれかえる社会。自分の言葉の居場所、それはつまり自分の居場所なのだと。一時期「生きているということの究極は、コミュニケーションが存在していること」という結論を導いた。この考え方は死ぬまで持ち続けるだろう。裏返すと、一番の恐怖は「沈黙・分離・疎遠」なのだ。それは、死に直結する。