やまうちあきひろライン コンセプトノート

これは、去年に書いたもの。ここで公開しちゃおう。
ずっと、自分のHPのレンタルサーバに眠っていたものなんだけれど…。

新しいことばの世界…やまうちあきひろライン(仮称)

新しいことばの世界。
もう何年も前から考えている。
1999年ドリームズ・コレクションで提示した「ちいさな読み物」ってのもその一つ。
これは、ワープロによるできる限り伝えたい言葉が伝わりやすい形にしたもの。

見せる言葉と、読ませる言葉。
「ちいさな読み物」に続く表現方法は、
個展にて「展示することば」へと発展した。
というより分岐したといっていい。
そこで、見せる言葉ってのにすごく抵抗を感じた。
なぜなら、それは広告的なグラフィックデザインの領域に入ってしまうから。
ことばを超えてしまう。そして、想像の余地も残しておきたい。

伝えるということ。
やまうちあきひろラインでは、
ドリームズ・コレクションとは違う角度で、
身近なことばというものにこだわってみたい。

身近なことば。
「こえ」と「もじ」。
身近なことばというものは、この2つで成り立っていると思う。
そんな日常性と、出会いという非日常の融合。

ドリームズ・コレクションが商業出版(マスメディア)を目指していたなら、
この身近なことばは、手紙・会話といった(パーソナルメディア)を目指すものだろう。


どこかへ、誰かに会いに行く。
やまうちあきひろライン
(C)2004 やまうちあきひろ

結局のところどこかへ、誰かに会いに行く。が、一番のテーマ。これが実現すれば、ここに載せたことすら枝葉でしかなくて、もう何でもありだと思う。そして、ネットを受け皿にしたい。ラインのテーマは「会いに行く」という言葉が示すとおり、積極性が前面に出るべき。それに対しネット関係はあなたのことを、待っている。というテーマを軸に動いている。そのため、知りたい欲求を満たせるように、コンテンツの拡充をすべき。