[雑記] 何もかもが恵まれていた時代。

情報が少なかった時代。書籍・雑誌、そしてエンターテインメント。人々は「求めて」それらに魅入った。
情報過多の現代。それらは社会に溢れ、「求めなくても」入ってくる。玉石混淆(ぎょくせきこんごう)。つまらなければ捨ててしまえばいい。ネット社会は表現者に対価を払う図式も崩した。
今とても危惧しているのは、「心の空洞化」だ。つまり、情報・創作物に依存してしまう。心の拠り所がそれしかないのだ。月曜日から金曜日まで働いて、休みの時間にそれらを求める。まるで、働いていることが仮の姿、そして依存しているのが本当の姿。
依存という言葉は実に厄介だ、「車にのっている人は車に依存している」「毎日ネットに依存している」「携帯電話に依存している」
何物にも依存しない未来を描こう。